注文住宅に屋上を設置するメリット・デメリットについて解説!

公開日:2023/03/15  最終更新日:2023/02/07

注文住宅

福島県に限らず、新築を購入するにあたり、建売や注文住宅を検討する方も多いでしょう。注文住宅は自由に設計できるため、屋上を検討したいなど色々な夢が広がります。もし、屋上を作るなら趣や家族・友人と楽しめることも多いでしょう。ここでは、屋上を設置するにあたり、メリット・デメリットそれぞれ紹介します。

注文住宅に屋上を設置するメリット

最近は物価や土地の価格も上がり、あまり広いは敷地に家を建て、庭を設けるのも難しくなってきています。そこで、注文住宅で建て屋上を設けられたら庭の代わりに実現したい趣味や家族の大切な空間として使用したいと考えることがあるでしょう。

アウトドア

近年、アウトドアが流行っていて、家族や友人とのキャンプや、グランピングや一人キャンプが注目されています。屋上があれば、遠出しなくても、アウトドア用品があればテントを張ったり、バーベキューをしたり、コーヒーなどを入れたり、気軽に家族や友人とキャンプやグランピングを楽しめます。

一人キャンプや雰囲気を変えて夜にキャンプして、晴れている時は場所によっては星空を楽しめる空間を持てることも期待され、日常の空間が屋上により非日常を楽しめます。

ガーデニングや家庭菜園

趣味でアウトドアのほかにも、ガーデニングや家庭菜園を楽しむ方も増えています。最近、色々な趣味を楽しむ方が増え、ホームセンターにいろいろなアイテムが増えています。

その中でも、お花や野菜の苗木、家庭で育てやすい種なども多く取り揃えてあり、以前よりも手に入りやすい環境にあります。その影響から大好きなお花や、家庭でも食べられる野菜などを育てて四季折々の植物や野菜を楽しんでいる方もいます。

自宅でトレーニング

健康志向でダイエットも流行っていて「宅トレ」という言葉が流行するくらい、自宅でトレーニングする方も増えています。自宅のトレーニングの専用場所として、屋上でトレーニングするのも魅力的です。

トレーニングする専用器具も自宅に完備している方、ヨガやピラティスを楽しむ方も多いと思います。朝ヨガや朝ピラティスなどを一日のルーティンにし終えてから出勤する方も多いでしょう。

洗濯物や寝具を干す

現実的な話し、もっとも利用頻度が高いのが、生活する上で必要な洗濯物や寝具を干すのに利用するのが最適です。広い空間があり、干す道具さえあれば気兼ねなく干すことが可能になります。

子ども用のプール、ジャグジー、サウナ

給排水がしっかりしていれば、夏にビニールプールを置き子どもたちがプールを楽しめます。そして、最近敷地の広さやお金に余裕がある方はジャグジーやサウナを楽しむ方もいます。

屋上が作れない場合の別の選択肢

建築の方法や環境などの都合で屋上が作れない方には別の選択肢があります。最近、よく聞くのがルーフバルコニーや屋上テラスです。

注文住宅に屋上を設置するデメリット

屋上を設置する上でメリットだけを考えると色々な楽しみ方がありますが、それを楽しむ上でマイナス面も出てくるので一緒に考えていく必要があります。

雨水が溜まる可能性がある

近年、温暖化により環境が変化しつつあります。突然、ゲリラ豪雨により短時間で大雨が降る。台風が日本列島に直撃することが多くなった。以前は降らなかった場所に大雪が降るなど変化が見られます。

もし設置する場合には、給排水をしっかりと作り対応する必要性があります。

コストがかかる

屋上を作るにあたり、給排水を強化させる・同線を考える・別階段が必要になる・直射日光や雨風対策の強化が必要になる可能性が高いためコストがかかってきます。

メンテナンス費用がかかる

掃除するに必要な掃除アイテムや水道料のコストがかかる。使用する素材により耐久年数に関わるアイテムかもあるので、選ぶものにより交換が必要になる場合があります。

管理が大変

外の庭だったら、多少の落ち葉や砂ボコリなど気が向いたら綺麗に掃除すればよかったが、季節や天候の状況で掃除をこまめにしないと保てないなど思っていたより広い空間なので掃除が行き届かないと感じる方もいます。

近所からの苦情

近隣との距離や高さにもよりますが、騒ぎ声やバーベキューなどを楽しんだ場合は匂いなどのせいで苦情がくる場合があります。近隣の環境に配慮しましょう。

使用しなかった

屋上を設置したら色々やってみようと思ったけど同線が悪く使用しなかった。最初は楽しめたが途中から面倒くさくなってしまった。日差しが強すぎて焼けるのが気になるなど、さまざまな意見もあるようです。

屋上設計時の注意点

すべての注文住宅において屋上が作れるとは限らない

注文住宅すべてが屋上を作れるとは限りません。その場所の環境や住宅の建てられる範囲も関わってきます。そして、建築会社の得意不得意も関わってきます。技術面だけだはなく、その会社の力を入れている場所が異なることがあります。しっかり、見学や話しを聞き検討しましょう。

環境に配慮する設計が必要

近年、短時間に大雨が降ったり、台風の直撃があったり、以前は降らなかった場所に雪が降るなど、環境が著しく変化しつつあります。それに対応できる設計を検討したほうがいいでしょう。

防犯や事故など注意が必要

高さや環境にもよりますが、人が見えるということは、人から見られるという環境に置かれるでしょう。お互いの気分が悪くならないような屋上を作る必要があります。そして、充分に気をつけないといけない事があります。

小さな子どもがいるお宅には壁や柵など登らない登らせない環境作りを心がけましょう。普通のベランダに関してもいえますが、最近、小さな子どもの転落などの事故が増えているのが現状です。

まとめ

屋上を設置するメリットとして、ガーデニングや家庭菜園が楽しめたり、子供が遊んだりできるなどのメリットがあります。しかし、コストやメンテナンス費用がかかるなどのデメリットもあります。屋上を設置する際は、デメリットも考慮したうえで検討すると良いでしょう。屋上を設置する際は、今回紹介した屋上設計時の注意点を参考にすることをおすすめします。

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