注文住宅にインナーガレージを設置する際に注意するべきポイント!
マイホームを建てる際に、自宅にインナーガレージを設置するか迷っている方はいませんか?車やバイクが趣味の方であれば、自宅に専用のガレージを持つことに憧れているという方も多いのではないでしょうか。本記事では、注文住宅にインナーガレージを設置する際に注意すべきことについて詳しく紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
そもそも「インナーガレージ」とは?
まずは、インナーガレージが何かについて解説します。インナーガレージとは、主に車を駐車するために使う建物内にあるガレージのことです。車の乗り降りの際に、家から出る必要がないなどのメリットがあり、車好きな方や子どもがいる家庭から人気です。車を駐車しておくだけでなく、アウトドア用品や自転車を保管するスペースにしたり、子どもの外遊び用のスペースとして利用したりするケースもあります。
注文住宅にインナーガレージを設置するメリット・デメリット
ここからは、注文住宅にインナーガレージを設置するメリットとデメリットを紹介します。インナーガレージには、メリットが多いですがデメリットも存在しています。デメリットを把握せずに設置を決めてしまうと、想像と違ったと後悔することになるかもしれないので注意しましょう。
車の乗り降りの際に濡れない
ひとつ目は、車の乗り降りの際に一切服や荷物が濡れないことです。車を外に停めてしまうと雨の日には荷物や服が濡れる可能性がありますが、インナーガレージではその心配が一切ありません。
土地が狭くてもガレージを持てる
メリットふたつ目は、土地が狭くてもガレージを持てることです。ガレージを自宅とは別に持つ場合、広い土地が必要になりますがインナーガレージを選んだ場合、自宅内部にガレージを設置できるため、狭い土地でもガレージを持つことができます。周辺に広い土地はないけどガレージが欲しいという方は、インナーガレージがおすすめです。
防犯性能が高い
メリット3点目は、防犯性能が高いことです。インナーガレージを設置すると、車を自宅内に保存できるため、防犯性能に優れています。外に車を置きっぱなしにしてしまうと、何者かがいたずらしたり盗難したりするリスクがあるため、車を大切にしている方は一般的な駐車場よりもインナーガレージがおすすめです。
趣味のスペースとして利用できる
インナーガレージは、車を停めるためのスペースという印象が強いかもしれませんが、車を停めること以外の用途にも利用できます。
具体的な使い方の例としては、アウトドアを楽しむためのスペースや、子どもが遊ぶためのスペースなどとしての使い道があります。仮にいつか車を手放すタイミングが来たとしても、駐車スペースを有効的に利用できることもインナーガレージの魅力です。
固定資産税が増える可能性がある
デメリットひとつ目は、固定資産税が増える可能性があることです。インナーガレージはサイズによって固定資産税が発生するかどうか異なります。建物の床面積の5分の1以下までであれば固定資産税がかかりませんが、それ以上であれば固定資産税がかかるため、注意しましょう。
1階の住居スペースが減る
インナーガレージの設置には、1階の住居スペースが減ってしまうというデメリットも存在しています。ほとんどの方が、住宅を建てるための土地が限られているかと思いますが、住宅を建てられる土地が限られている場合、インナーガレージを設置してしまうと1階の住居スペースが減ってしまいます。
インナーガレージには、土地が狭くてもガレージを持てるというメリットがありますが、その分居住スペースが削られてしまうので注意しましょう。自分はガレージが絶対欲しいと考えていても、家族が同意してくれるとは限らないため、よく話し合ってから決めることがおすすめです。
インナーガレージの間取りの決め方のポイント
インナーガレージの間取りの決め方のポイントを紹介します。
自分の車のサイズを計算して設計する
間取りを決める際は、まず車のサイズを確認し車を停められるだけのスペースを確保しましょう。車のサイズは、車によってバラつきがあるため、愛車のサイズを確認せずに間取りを決めてしまうと、車が入らないガレージになってしまう恐れがあります。現状停める予定がある愛車のサイズを測って、しっかりと収まりきる間取りを考えましょう。
出し入れのしやすさも考える
インナーガレージの間取りを決める際は、車の出し入れのしやすさも考えておくことが大切です。仮に車をしっかりと停められるだけのスペースがあったとしても、段差などの関係で出し入れが困難であれば、生活していくうえでストレスを抱えることになります。家が完成した後で気が付いたとしても簡単には修正できないので注意しましょう。
インナーガレージ設置時の注意点
インナーガレージを設置する際は、においと騒音に注意する必要があります。なぜにおいと騒音に注意する必要があるのかというと、インナーガレージは室内にあることから、外に車を停める際に比べて室内ににおいや音の影響が出やすいからです。
騒音対策・におい対策を一切していないと、室内までにおいや音が入ってくる可能性が高いので、注意しましょう。におい対策・騒音対策としては、気密性の高い扉を選んだり、換気扇を設置したりする方法があります。
まとめ
本記事では、注文住宅にインナーガレージを設置する際の注意点について紹介しました。インナーガレージには、メリットが多いですがデメリットも存在しています。メリットだけを見て設置を決めてしまうと後々後悔することになるかもしれないので注意しましょう。もし注文住宅でインナーガレージを検討しているのであれば、担当者や家族と十分話し合ってから導入することをおすすめします。