注文住宅を建てる際にかかる費用はどれくらい?大まかな相場や内訳をチェック!

公開日:2023/05/15  最終更新日:2023/04/17

家を購入する際に、自分好みの自由に設計できる注文住宅にするか?注文住宅より少しコストを抑えた建売にするか迷うところです。人によっては人生で一度の大きな買い物になります。どうせ買うなら自分たちの好みの家を設計して家を建てたいと思う方が多いのではないでしょうか?では、実際にかかる費用が支払えるのかも気になります。

注文住宅の費用相場

福島県の注文住宅のエリア別価格に差があります。35坪で土地代+建築の相場は、郡山市は約3,486万円、福島市は約3,381万円、いわき市は約3,311万円、会津若松市は約3.276万円と異なります。人気のエリアだったり、生活に便利なエリアだったりが理由となるでしょう。

注文住宅を建てる際にかかる費用の内容

注文住宅を建てる際にかかる費用は、土地購入から注文住宅を建てる際と、土地は既にある場合とでの費用や内容が異なります。では、実際にかかる費用を大まかに見ていきましょう。

土地購入と注文住宅の建設

土地から購入して注文住宅を建てる際は、土地を先に購入してから注文住宅を建てるとなると、自由な設計ができますが、実際設計していく段階で思い通りの家が建てられないという問題が発生する可能性があります。土地に対しての住宅を建てられる割合や高さなど、土地と住宅の両方を考慮しながら、土地探しをすることをおすすめします。

かかる費用の内訳としては、土地購入代・設計費用・建物本体工事・必要な場合は地盤改良工事・附帯工事費・外構工事費です。急な追加工事などでの出費がかさむ可能性があるため、あらかじめ余裕を持った予算を組むことをおすすめします。その上、諸費用として土地の売買手数料・登録免許税・ローンを組んだ際の手数料も必要になります。

注文住宅のみ建設

すでに土地を持っている場合には、土地代がかからないため少し費用が抑えられますが、建物が建っている場合には解体費用がかかります。解体費用といっても、建物が木造か鉄筋かで解体費用が異なるため、費用を確認する必要があります。解体した後に地盤改良が必要な場合には工事する必要があります。

そして、もともと建っていた建物を解体した後、建物滅失登記が必要になります。依頼すると料金はかかりますが、自分で手続きをする場合には最低限必要な登記手数料のみで済みます。住宅のみ建設の場合は、設計費用・解体費用・地盤改良工事費・建物本体工事費・附帯工事費・外構工事費・登録免許税・ローンを組んだ際の手数料がかかります。解体費用にお金がかかるので少し余裕をもった予算を組みましょう。

注文住宅の資金計画の立て方

自分たちの経済状況を知り、生活していく上で無理なく返済できる費用を検討して、建てる場所や間取りを考えて設計していかなければなりません。実際に建てたけど、支払いが苦しくて手放さないといけなかったということにならないように費用を決定していきましょう。実際にどのような支払い方法があるか見ていきます。

頭金を決める

住宅ローンを組む際には、頭金をいくら充てられるか検討する必要があります。実際の貯蓄額から、生活に必要な費用、子どもの教育費や老後における費用など、それと合わせて急な出費など予期せぬことが起こる恐れがあまります。それを考慮した上で頭金を考えていきましょう。

ローンの返済金額と返済年数

ローンを組む際は、返済金額と返済年数を決める必要があります。もし、現在賃貸で住んでいる場合は家賃が目安になります。年齢や勤務先によりローンが組める金額が異なります。ローン返済年数は繰上げ返済ができるので、少し長めに設定も可能ですが、オーバーローンになりすぎないように注意しましょう。

注文住宅を相場よりも安く建てるためには?

住宅を建てる時に、必要な費用をなるべく安く抑えて負担を減らしたいと誰もが考えます。ではどのようにしたら、少しでも抑えられるのでしょうか。

土地代を抑える

費用を抑えるのに考えられるのが土地代を抑えることです。気をつけてなければならないのが、土地をすでに持っていても建物が建っている場合には、解体費用と場合によっては地盤改良工事が必要になります。

購入する場所によっても土地代が変わります。交通の便がいい場所、たとえば急行が止まる場所や駅から近い場所などは土地の値段が高いため、一駅ずらしたり、駅から少し離れたエリアにしたりすると土地代は抑えられるでしょう。地主と交渉次第では価格が下がる可能もあるかも知れません。

ハウスメイカーや不動産屋に相談することもおすすめします。お得だからと建物がすでに建っている土地を購入する場合は解体費用が必要になります。それに合わせて地盤が弱ければ地盤改良工事が必要になるため、地盤に関して調べる必要があります。それもふまえて検討しましょう。

建物代を抑える

次に建物代を抑える方法としては、正方形の住宅の方が費用も安く済みます。自分好みの自由な設計ができるために注文住宅に決めているので、ある程度こだわりたいところですが、なるべくシンプルな設計をおすすめします。家の中の建具も多く使用することによりコストがかかるので間取りをシンプルにするとコストが抑えられるでしょう。そして、水回りを一箇所に集中させることでコストが下がることも覚えておきましょう。

支払い方法を検討する

頭金をどのくらいあてるかによりローンの組み方も変わってきます。そして、ローンの種類によっても返済年数や返済期間が変わります。購入する値段によっても国で補助金が出る、建てる地域によっても補助金が出る可能性があります。国や県の補助金の仕組みを調べ、損しないようにしましょう。

まとめ

注文住宅を建てる際にかかる費用は、土地の有無で大きく変わります。どのくらいの費用が必要なのか計画を立てるのは難しいと思いますが、頭金やローンの返済年数などを考慮しながら決めると良いでしょう。なるべく費用を抑えたい場合は、駅から遠い場所や急行が止まらない場所などを選ぶと、土地代を抑えられます。

また、なるべくシンプルな設計にすると建物代を抑えることが可能です。どうしても費用を抑えられない場合は、補助金の利用を検討してみましょう。

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